2026年02月13日 [イベント]
栄おもちゃ病院

無償修理25年、子どもの笑顔をつなぐ「栄おもちゃ病院」
※2026年2月13日Yahoo!ニュース掲載記事より
なんでも気軽に手に入る時代。
壊れたら買い替えることが当たり前になりつつある中、2001年からボランティアで「おもちゃの修理」を続けているのが、横浜市栄区で活動する「栄おもちゃ病院」です。
修理は原則無料。部品交換が必要な場合のみ実費がかかります。活動日には、壊れたお気に入りのおもちゃを大切そうに抱えて訪れる親子の姿。修理を終えた瞬間、嬉しそうな笑顔が広がります。
栄おもちゃ病院
取材したのは、栄区にある豊田地区センター。ここでは毎月第3土曜日に「栄おもちゃ病院」が開かれています。ほかにも桂山公園のこどもログハウスロッキーや、SAKAESUTA(さかえすた)、中野・笠間ケアプラザなど、区内の複数拠点で定期的に活動しており、年間の活動日数はおよそ100日。年間で修理するおもちゃは200個をこえます。
かつては年間500個近くを修理していたこともあるそうですが、近年はおもちゃ自体の性能が向上し、壊れにくくなっているとのこと。
直すことで生まれるもうひとつの喜び
現在のメンバーは70台を中心とした8人。教員や自衛官など、経歴はさまざまですが、「修理だけでなく、集って情報交換や勉強会のように話をする時間も楽しみのひとつ」だとメンバーの阿部さんは話します。
活動のやりがいは、壊れたおもちゃを持ち込んだ親子が修理後に見せてくれる喜びの表情。中には、親が子どもの頃に使っていたおもちゃを、次の世代のために修理するケースもあり、世代を超えた思い出がつながる場にもなっています。
作業台から伝わる、直す知恵とやさしさ
おもちゃ病院の作業台には、一般の病院とは違い、さまざまな工具がずらりと並びます。修理で特に多いのは、プラレールなどの電池式おもちゃの乾電池ボックスの不具合。乾電池をいれたまま長時間放置すると液漏れをおこしやすいため、修理後は正しい電池の扱い方についても丁寧に教えてくれます。
最近では、ドローンおもちゃが持ち込まれるなど、時代を映す修理依頼も増えているそうです。その場で直せないものは「入院」となり、後日返却されます。
使い捨てが当たり前になりがちな時代に、ものを大切にする心を自然と伝えてくれる「栄おもちゃ病院」。地域に根差した、あたたかな活動です。
栄おもちゃ病院では、修理を担うメンバーも随時募集しています。
活動日:豊田地区センター 毎月第3土曜日
活動時間:10:00〜11:30(受付は11:00まで)
※できるだけ早い時間にお持ち込みください。
※修理は原則無料(部品代など実費がかかる場合があります)。
※故障内容により修理できない場合があります。
※電池式おもちゃは新しい電池を持参してください。



